「被害者」と「加害者」という枠を超えた、経験の物語り

今回はセッション中によく浮上するテーマについてお届けします。
※リーディングでは、実際にはもっと多層的な情報がやってきますが、言葉にしずらい部分もあるのでここでは短くお伝えします。

分離感から生まれる「二つの立場」

私たちはつい、出来事を「被害者」か「加害者」かという二元的な視点でジャッジしてしまいがちです。
ですが、これはどの視点・視座からご自分の世界を見ているかによって変わるもので、「被害者」「加害者」とは二元的・分離的な視点に在るときの見かたや感覚となります。

視座を上げて見たとき
一なる視点から見たとき
創造の源の観点から見たとき
ゼロポイントから見たとき


など表現方法はいろいろあると思いますが、
本質的な領域から見たとき、そこにあるのは只々そのような「経験」があった・・・という事実だけになります。

こんな過去世のお話し

リーディングで見えた「二つの魔女狩り」
あるクライアント様のテーマをリーディングしたときのお話です。
癒しが必要な部分に意識を合わせると、中世末期ヨーロッパの「魔女狩り」の光景が見えてきました。

最初に見えたのは、その方が“魔女狩りをされる側”―― つまり、不当に扱われる**「被害者」** としての立場を経験しているシーンでした。 見えた状況をお伝えしながら必要な調整を終えると、意識はさらにその前の過去生へと移っていきました。

すると、再び同じような「魔女狩り」の場面が現れました。 ですが今度は、その方が“魔女狩りを行う側”―― つまり、裁く側の**「加害者」** としての役割を担っていたのです。



魂の間で交わされた深い約束
このような転生の背景には、ふたつのソウルグループの間で交わされた“深い魂の約束”がありました。
互いに「被害者」と「加害者」の立場を入れ替えて体験することで、

・双方の視点から深い学びを得ること
・カルマの解消や、統合を進めること


を目指して、転生を重ねていたのです。
魂のレベルでは、どちらの経験も自分のために必要だと判断し、そのような転生を約束していたのでした。



魂の多様な経験
もちろん、必ずしも「被害者」と「加害者」を交互に繰り返しているわけではありません。
注)あくまで今回見えたケースのお話ですので、ご承知おきくださいね。

大切なのは、「どちらの立場だったか」という過去そのものではなく、その経験の奥にある**「魂の意図」**に気づくことです。

日常の感覚よりも、もっと奥にあるもの

このような一見「被害者」「加害者」のような経験をしているケースは、リーディングをしているとしばしばであいます。
どちらの経験にも必要な「何か」があって、魂的なレベルから見ると「良い・悪い」という評価はなく、ただ「経験があるだけ」です。そしてそこからの学びに気づくと同じような経験はしなくなってゆきます。

これは過去生に限らず、いまここでの私たちの様々な経験にも、その奥には二元性を超えた学びや必要な経験のエッセンスが隠れているからこそ、私たちは多様な体験を選び、進化を続けてゆくのでしょう。

魂が必要だからこそ選び取った経験が、ただ、そこにある。 そんな風に今の状況を眺めてみると、新しい自分への扉が開くかもしれません^-^